家づくりでは、簡単そうで案外難しいことがけっこうたくさんあります。
まず、あなただけじゃなく、ほぼ全ての方が『明るい家にしたい』とお考えだと思いますが、この実現は簡単そうで案外難しいものです。
というのも、せっかく大きな窓をつくったにもかかわらず、その窓から入ってくる光を大幅に遮ってしまうからです。
直射日光は光線が厳しいですし、周囲から丸見えになってしまいますからね。
(時々、シャッターまで閉めてしまっている人もいますよね・・・)
その結果、設計上光が届きにくくなってしまうキッチン付近はもちろんのこと、下手をすればダイニング付近でさえも、朝から照明の光をともしていないと、薄暗いドヨ〜〜〜ンとした空間になってしまいます。
しかしながら、本当は朝から一番明るくあって欲しいのは、このキッチンやダイニングですよね?
(リビングが一日中明るいのはもちろんです)
清々しい気分で、一日の始まりを迎えるためにも、家族で朝食をとりながらの団らんを楽しむためにも。
朝から明るくあって欲しいといえば、身支度を行なう洗面室もそうですよね?
朝日を浴びながら身支度出来れば気持いいですもんね。
日が当たれば、ジメジメしがちな水回りスペースがカラッとしやすくなるわけですしね。
この洗面室も家の北の方に位置づけされやすいがゆえに、どうしても照明なしでは使えない薄暗いスペースになってしまいがちです。
また、寒くてジメジメしやすい場所になってしまいます。
他方、必要以上に明るくする必要もないのに、明るくし過ぎてしまう部屋もあったりします。
子供室や寝室ですね。
多くの方がこれらの部屋を南に面することを希望されますが、ただ寝るだけと言っても過言ではない、いわば日が当たる時間にほとんど使うことがないこれらの部屋に、果たして必要以上の日当たりを求める必要はあるのでしょうか?
家づくりだけに限らないのですが、世間では固定概念や従来の常識に縛られていることがホント数多くあります。
そして、それらの多くは、あなたにとっては、実は適していないことだらけだったりします。
その土地で本当に暮らしやすい家にするためにも、そして、一日中明るくて気持いい家にするためにも、まずは固定概念や常識を疑ってみていただければと思います。
明るい家にするためには、カーテンを設置しなくていいようにする必要があります。
そして、カーテンを設置しなくてよくするためには、そもそも間取りの発想を大きく転換する必要があるし、窓の作り方にも工夫が必要です。
もし、そんな住まいにご興味をお持ちいただけたなら、ぜひ一度、弊社がご提供させていただいている住まいをご覧いただければと思います。
きっと、あなたの日常の暮らしにより密着した使いやすさと住みやすさに優れた間取りがどんななのかを感じていただけるはずですから。