地元写真展のアフターパーティーをモデルハウスにて開催
–「写真」と「家」を身近に感じていただく-
僕らの写真展様は、「写真」と「表現」の距離を近づける活動を様々に行っており、SNSを超え、写真好きなら誰でも参加可能な『写真展の共同開催』を定期的に開催しております。
また、一般のかたでも気軽に写真へ挑戦できるよう、散歩しながら撮影を行う『フォトウォーク』で、「写真」の敷居を下げる活動もされております。
▷過去写真展の様子
▷フォトウォークの様子
「今日限りで絵画文化は死んだ」 アート文化から予想される写真の今後
20世紀以前のアートは「肖像画」など、「目に映る通りの世界を描くこと」がテーマと言われておりました。
しかし『カメラ』の登場により、その概念が崩れ、見たままの世界を描くことに価値がうまれない状態となりました。
19世紀の画家「ポール・ドラローシュ」は写真を目のあたりにした際、『今日限りで絵画文化は死んだ』と発言したようです。
20世紀以降、「絵で表現する意味」を広げるため、「思考」や「過程」の表現といったものもフォーカスされるようになりました。
(参考文献:末永幸歩「13歳からのアート思考」)
現在スマートフォンが普及し、誰でも簡単にキレイな写真が撮れる環境となっており、語弊を恐れずに申し上げると「わざわざカメラで写真を撮らなくてもいい時代」となっていると考えております。
くしくも、アート文化を変えた「カメラ」が、次はスマホの登場で文化を変えなくてはいけない時代になってきております。
写真も家も「意味」が大事になる時代
我々クラフィットハウスが取り扱っている「家」も同じく、「物価高/上がらない給与」の影響で『本当に家って必要なんだっけ?賃貸でもいいんじゃない?』
といった、お世辞にも追い風とは言い難い時代の風が吹いております。
その中で、「賃貸では叶えられない暮らしの提案」が求められる時代となり、我々も日々提案の幅を広げることに試行錯誤しております。
『カメラ』と「家」。
一見関連性がないものに見えますが、「時代の変化に直面し、イノベーションが必要」といった点では、共通点があります。
そういった背景もあり、クラフィットハウスで僕らの写真展様の写真展を開催する運びとなりました。