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地震の後までを見据えた「本当の耐震性能」

投稿日:2023年8月24日 更新日:

地震の後までを見据えた「本当の耐震性能」

 

耐震等級と計算方法について

 

「耐震等級2」「耐震等級3」を取得可能

 

耐震等級とは、地震に対する建物の強さを表わす指標です。「耐震等級1」は建築基準法で定められている耐震性能を最低限満たす水準であり、その強さは阪神・淡路大震災でも倒壊しない程度。

 

「耐震等級2」の性能は、耐震等級1の1.25倍。病院や学校など災害時の避難所と同等の耐震性を持つとされています。

 

最も高いレベルが「耐震等級3」。消防署や警察署などの防災拠点と並ぶ耐震性が認められています。

 

クラフィットハウスでは「耐震等級2」もしくは「耐震等級3」を取得することができます。しかし、あえて標準仕様にはしていません。その理由は耐震等級を高くすることだけが「地震に強い家」というわけではないから。建築にかかるコストバランスを考慮しながら、過不足のない耐震性能をお客さまごとにご提案しています。

 

 

 

 

確かな耐震性能を裏付ける「許容応力度計算」対応可能

 

構造計算(許容応力度計算)とは、建物の耐震性能・安全性能を確認するための計算方法の一つ。他にも性能表示計算や壁量計算などがありますが、建物の階数や大きさによって義務付けられている計算方法が異なります。

 

「耐震等級」が同じでも「耐震性能」には差がある

 

実は住宅会社が表示している耐震等級が同じであっても計算方法が異なれば、耐震性能に大きな差が生じるため注意が必要です。例えば、「性能表示計算による耐震等級3」と「構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3」では、後者の耐震性能の方が優れている結果に。家づくりを進める際は耐震等級だけではなく、どの計算方法で算出されているかまで確認してみてください。

 

 

 

福井県の自然環境に適した「プレウォール工法」

地震は1回では終わらない

 

現行の建築基準法で定められている耐震等級は、該当する規模の地震に「1回だけ」耐えられるかどうかが基準値になっていることをご存知でしょうか。つまり本震の後に続く大規模余震などは特に考慮されていません。

 

2016年に起きた熊本地震では震度7の本震が2回、震度5以上の余震が17回発生。2回目以降の大きな揺れで倒壊してしまう家が多くありました。そのため、何度も続く大きな揺れに耐えられることが「一生涯安心して住み続けられる家」に必要な条件だと、私たちクラフィットハウスは考えています。

 

プレウォール工法を選ぶ理由

 

クラフィットハウスは北陸を拠点に活動している株式会社ウッドリンクと提携し、北陸の地域特性に合わせて独自開発された「プレウォール工法」を採用しています。北陸地域における活断層の分布や降雪量を考慮した設計が施されており、福井県の暮らしを安全かつ快適にする工法です。

 

 

「くり返し起こる地震」に強い

 

クラフィットハウスが採用しているプレウォール工法は、震度7の本震2回、震度6弱の余震8回を想定した連続加震にも余力をもって耐えることが強度実験にて証明されています。

 

この高い耐震性は、日本で伝統的に使われてきた「在来軸組構造(下記図右)」のように建物を「線」と「点」で支えるのではなく、パネルを用いて「面」で建物全体を支える「モノコック構造」によるもの。地震の力を柱・床・壁に均一に分散させることで、くり返す揺れにも負けない粘り強さを発揮します。

 

 

〈強度実験のデータ〉

〈モノコック構造と在来軸組構造について〉

 

「積雪時の地震」にも強い

 

雪国である福井県で忘れてはいけないのが積雪量。2022年のデータによると、北陸で2番目の降雪量でした。この積雪が耐震性に与える影響は非常に大きいです。雪質によっては、1mの積雪重量は約1トン/坪。

 

建築基準法では「積雪1mに耐えられること」が項目として決められていますが、それは通常時の話。耐震等級の規定に雪の重さは考慮されていません。つまり積雪がない状態で震度7に耐えることができた住宅も、積雪がある場合は倒壊してしまう恐れがあります。

 

〈在来軸組工法による積雪の有無のシミュレーション〉

(左)積雪1.5m/震度7

(右)積雪なし/震度7

 

北陸の自然環境を考慮して開発されたプレウォール工法は、先述した「モノコック構造」により、積雪した状態でも大地震に耐えられる強度を誇っています。雪の重さも地震の力も「面」で分散しながら受け止めることで、積雪1.5m時に震度7の地震が発生しても倒壊しない耐震性を備えることができました。

 

〈積雪時の耐震性シミュレーション〉

(左)積雪1.5m/震度7「筋交い工法」

(右)積雪1.5m/震度7 「プレウォール工法」

 

まとめ

 

 

北陸を含む中部地方には活断層が集中しており、この先20年、30年と住み続けている間にも大きな地震が発生する可能性は低くないでしょう。大切なのは中長期的な視点で耐震性能が考えられているのか確認をすること。

 

クラフィットハウスでは、ただ高い耐震等級を追い求めるのではなく「福井県で長く快適に住み続けるための耐震性」を大切にしながら家づくりをしています。

 

クラフィットハウスの性能について、もっと詳しくお知りになりたいことがありましたら店頭にてスタッフまでご質問ください。その他、家づくりのご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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