こんにちはクラフィットハウス 設計課の髙畑です!
これから家づくりをされる方も、既に建てられた方も家づくりをするときに「雨樋」に注目したことはありますでしょうか?
一戸建て住宅にだけでなく、アパートにもマンションにも、建物には基本的に設置されていますが、意識して見られることのない注目されにくい部材です。
今回は、そんな「雨樋」についてご紹介します!
雨樋の役割は、「屋根に降った雨水を集めて、配管を通して側溝、排水設備へ流す」という役割があります。
雨樋がないと、屋根から雨水が滝のように流れ、建物の周りに水が溢れてしまいます。
さらに、形状や色によって建物の雰囲気も変わってしまいます。
あまり気にされない雨樋ですが、実は重要な役割を担っている名脇役なのです!
そんな雨樋は、外壁や屋根に合わせて色を選べるのはもちろん、素材や形状にも種類があります。
素材は、大きく分けて5つ
①プラスチック
②ガルバリウム鋼板
③銅
④アルミニウム
⑤ステンレス
形状は、大きく分けて3つ
①半円型
②箱型
③特殊型(見かけることはほあまりない)
弊社では、
・Panasonicさんの「パラスケア」(プラスチック製、箱型)
・タニタハウジングウェアさんの「HACO/H6号」(ガルバリウム鋼板、箱型)
を主に使用しております。
同じ箱型でも印象が全然違っています。
弊社が使用する2つの素材を例に挙げますと、
プラスチック製の雨樋のメリットは、他の素材に比べてコストが抑えられます。
デメリットとしては、雨風や紫外線で劣化してしまうため、破損しやすいことです。
ガルバリウム鋼板製の雨樋のメリットは、金属だけど錆びにくく、耐久性があり、メンテナンス費用が抑えられます。(+大体カッコいい…)
デメリットとしては、他の金属素材と比べると安いですが、プラスチック製に比較すると価格は高くなってしまいます。
お客様の予算に合わせて使い分けることをお勧めしますが、ファサード(建物正面)に雨樋が出てくる部分には、シンプルでスタイリッシュな「HACO/H6号」をお勧めします!
気付かないような小さなところにもこだわり、その小さな積み重ねで、デザインや雰囲気は大きく変わるので是非とも雨樋にも注目してみてください!
只今、建設中の森田モデルハウスには、造作の雨樋も採用しております。
一つ一つを大切に、小さなこだわりを紡いで形になる森田モデルハウスを乞うご期待!