みなさん家の計画進んでますか?たくさんのイメージが広がって、ウキウキしてしまう気持ちもわかります。
しかし、家は建てて終わりではなくとても長い期間住み続けなければなりません。住んでいる間にもしかしたら泥棒に入られ大切なものが盗まれてしまう可能性もあります。
そこで今回は、万が一泥棒が入ってこないように防犯性の高い家づくりをお伝えしていきます。
目次
24時間家の防犯対策しよう
まずはこちらをご覧ください。
こちらは福井県内で起きた平成30年10月末までに起きた犯罪の数です。
平成30年10月末までで、侵入盗(空き巣・忍込み・居空き・その他侵入盗)の被害は223件にも上っています。昨年においては260件となっているので、若干減っていますが万引きや車上狙いにに次ぐ犯罪の多さとなっています。
さらに警察庁の統計によると最も被害の多いのは、昼間留守にしていることが多い10~16時の時間帯だそうです。また、在宅中に侵入する忍び込みと居空きによる手口も割合としてかなり多いことが表からうかがえます。
もし侵入犯と鉢合わせをしてしまったら大変危険です。家にいる時でも、防犯できるような家にしておくことがベストです。
侵入されやすい家の特徴
ではどんな家が狙われやすいのでしょうか。
まず高い塀がある家は、外から中をうかがうことができず見通しが悪いので泥棒の餌食となります。一度忍び込んでしまえば発見されにくいため、狙われやすいです。ブロック塀にするのではなく、生け垣やメッシュのフェンスにするなどして人の気配が感じられる外構にしましょう。
また、よく喚起のために窓を開けておくことがありますが、これは泥棒にとって絶好の侵入口となってしまいます。
2階の窓は開けておいても問題ないだろうと思われがちですが、家のそばに高い木が植えてあれば2階へのハシゴになってしまいます。カーポートが併設されていればカーポートの屋根から腰高窓や2階の窓への足場となってしまいます。
エアコンの室外機や物置までも足場となってしまう可能性があるので、設置するのであれば家から距離を置いたところに設置しましょう。ベランダの腰壁も塀と同じで泥棒が隠れやすくなってしまうので、見通しの良い造りにすると良いです。
防犯性を高めるなら立地も注意しよう
泥棒の侵入経路は家の敷地内からとは限りません。
自宅と隣家の間に隙間がない住宅密集地では、隣家の階段や屋根を利用して2階の窓に侵入する可能性もあります。また、泥棒が近づきやすい家は人目に付きにくい家です。人通りがなく、見知らぬ人がいても気にならない場所に家がある場合、特に注意しなければなりません。
たとえば、寺社や公園、駐車場などに隣接した家などは、周辺に不審がられず下見にくることが可能です。寺社や公園に植え付けられている木を足場にすることも可能で、夜間の駐車場は見通しが悪くなってしまいます。
このような立地で家を建てる場合は、家を建てる前の設計の段階から防犯を意識する必要があります。
窓やドアの開口部は2ロックを意識!
ほとんどの泥棒はドアや窓を侵入経路として選びます。開口部から10分以内に侵入することができるとわかれば、犯行に及びます。
簡単に侵入されないように、ドアや窓は鍵を2つ以上取り付けて、1つ外しただけでは侵入できないようにしましょう。窓を破っての侵入に対しては、ガラス自体を合わせガラスや防犯ガラスなどの突破されにくい素材にすることがおすすめです。
コストがかかってしまう場合には、ガラスに防犯フィルムを張っておくと良いです。泥棒は家に侵入するのに5分以上経過してしまうと、7割近く諦めるという統計もあります。
よってどの侵入経路から侵入しようとしても10分以上時間がかかるようにしておけば、防犯対策としてかなり有効です。
これは侵入に手間がかかって時間がかかってしまいそうだと泥棒に思わせることが最大の防犯対策となります。
おすすめ防犯グッズ
最後におうちの防犯に役立つ防犯グッズをご紹介します。
センサーライト
人感センサーが内蔵されており、人が近づくと自動的に点灯するライトです。
従来光源では、点灯に合わせて音を鳴らすことができるライトもあり、夜間の侵入者に対して、威嚇することが可能です。
フラッシュライト
こちらもセンサーライトと同じく人感センサーで人の動きを感知し、強いフラッシュの光で威嚇します。
周囲の明るさや点灯時間を調整して、普段や夜間の常備灯として利用できます。
これらの防犯グッズはコストがある程度かかりますが、大切なものが盗まれて後悔しないようにしっかり準備しておきたいところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。全国と比較すると少ないですが、福井県でも侵入盗はあります。
他人事と思わないで大切なものが盗まれないよう今のうちからしっかり対策しておくことをおすすめします。
最近の泥棒は手口が大胆かつ巧妙化していますが、しっかり対策することによって防げる侵入はありますのでこちらを参考にしてぜひ対策しましょう。