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憧れの家づくり躯体を知らずに何を知る!!

投稿日:2018年3月28日 更新日:

躯体ってなにと思う方のほうが多いのではないでしょうか??
躯体とは、建物を支える骨組みにあたる部分のことです。
基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、筋かい、床、屋根 (梁など)などの事を指します。
家づくりにおいて最も重要な部分だとゆうことがわかりますよね!
今回は家づくりにおいて代表的な木造・鉄骨造・RC造の【躯体の特徴】をご紹介してきます。

目次

木造における躯体の特徴 ☆法定耐用年数は22年

主要構造部分に木を使用した住宅のことを言います。木造住宅と言っても色々とありますが、日本の長い伝統の中で洗練されてきた工法が【木造軸組工法】でしょう。今は在来工法とおっしゃる方もいますね。
木造軸組工法の特徴は、柱の位置や長さを自由にできるため、間取りやデザインの自由度が広がります。また筋交いの入った構造部以外なら窓・扉などの開口部を自由に設けることができるのも軸組工法の特徴です。
柱の間に筋交いを入れることで、耐震性を高めているのです。
ひと昔前では軸組工法は職人の技術で左右されるとゆう話もありましたが、現在では機械で加工された木材や、接合部分に金物が使用されるようになっており、職人の技量による精度のばらつきはほとんどなくなりました。
しかし、注意する点も当然あります。
それは、耐震性・耐久性・耐火性・遮音性において、他の構造よりも大きく劣ることです。それに加えて、木造特有のシロアリなどの被害に遭う恐れがありますので、害虫対策も考えなくてはいけません。
ですが、2017年の統計によると日本全体の約60%が木造住宅を建てているのも現実です。

軽量鉄骨造における躯体の特徴 ☆法定耐用年数は27年

鉄骨住宅とは、「steel(鋼鉄)」の略でS造とも呼ばれており、薄くて軽い鋼材で骨組みを作るものです。
軽量鉄骨造は、厚さ6mm以下の鋼材(軽量鉄骨)で建物の骨組みを組み、その躯体構造にパネルを組み合わせてつくるプレハブ住宅の構造です。柱や梁などの構造体が厚さ6mm以下の鋼材で構成され、筋交いの代わりに「ブレース」と呼ばれる鋼製の棒で強度を出します。このブレースが耐震性・耐久性を高めています。
軽量鉄骨造は、工場で規格製造された材料を現場で組み立てるため、工期が短く、低コストでの家づくりが可能です。また、現場で溶接を行わないため、職人の技術による構造強度のバラツキがなく、安定した品質が確保できます。アパートなどで採用されることの多い構造です。
ただし、部材が規格品であるため、間取りやデザインの自由度は下がってしまいます。
また、技術的には大手ハウスメーカーの独自技術によるところが大きいため、将来的なリフォームが困難になる可能性があります。

重量鉄骨造 ★法定耐用年数は34年

重量鉄骨造とは、鉄骨造の一種で、厚さ6mm以上の鋼材を使用して、柱と梁を接合(剛接合)するものです。剛接合とは、外力を受けても接合部が変形しないため、重量鉄骨造は頑丈な構造となります。
戸建住宅では木造が中心ですが、3階建てなどでは重量鉄骨造が採用されるケースもあります。構造が非常に強いため、狭小地や変形地などで特殊なデザインの建物にしたいときや、1階部分を店舗にするなどで広い空間をつくりたいときなど、荷重に耐えられる構造にしたいときなどでは、重量鉄骨造が採用されます。重量鉄骨造は安定性があり、耐久性や耐震性にも優れていますが、建設コストは非常に高くなります・・・
なお、鉄骨自体は熱に弱いため対策が必要になります。
また、耐熱性も低いため、外断熱といった効果的な方法を施すことも重要になります。
重量鉄骨造は特殊な構造設計になるため、対応できるハウスメーカーが限定されてしまいます。

RC造における躯体の特徴 ★法定耐用年数は47年

RC造は鉄筋コンクリート造とも呼ばれており、躯体の大部分は鉄筋とコンクリートでできています。壁が鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めたもののことをいいます。

鉄筋→引張力(引っ張る力)には強いが、熱に弱く錆びやすい
コンクリート→熱に強いが、引張力(引っ張る力)に弱い

熱に弱い鉄筋をコンクリートで覆い、熱から鉄筋を守って酸化(錆)を防ぎます。一方コンクリートは上から押さえつける【圧縮】に対する抵抗力はあるものの、「引張力の弱さ」が課題です。これを引張力に長けた鉄筋で補強しています。鉄筋とコンクリート両者の短所をうまく補いあうことで、さまざまなメリットを生み出しています。
また、台風・耐震・遮音性に非常に優れており大型マンション・大型ビルなどに適しています。台風被害の多い沖縄でもRC造の建物が多いのも納得ですよね。
しかし、建築費用と施工期間が木造軸組工法と鉄骨造を比較しても間違いなく一番であることは明確です。

まとめ

今回は代表的な木造・鉄骨造・RC造の躯体の特徴をご紹介してまいりました。
それぞれに材料や構造の違いによる特性がありますが、それらの内容を十分に理解した上で、【家づくり】に対するお客様ご自身の優先度に合わせて選ぶことが非常に重要ではないかと考えます。

 

無料相談もお受けしておりますのでお気軽にどうぞ!!

 

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